特殊部門
CT
(提供)TOSHIBA
CTとはX線を使って、体の断面像を撮影する検査です。 MRIよりも細かい部分まできれいな画像を撮影することができ、コンピューターの画像処理で、撮影した範囲を様々な角度や条件に変えたり、3D(立体画像)にしたりして観察することもできます。 撮影時間はMRIより短く、一回の息止めで広範囲な撮影が可能です。また造影剤を使用することにより、より詳しい情報を得たり、血管の撮影をする事ができます。当院では平成16年1月に16列MDCT(東芝 Aquilion)が設置され、H19年3月からは2台目の16列MDCTが稼動する予定です。基本的に検査は予約制ですが、当日の枠もあり、2台で約80件の検査を行う予定です。
注意事項
- 撮影範囲内にある金属類は、画像に影響する場合があります。
- 造影剤を使用する場合は、検査前2時間は絶食になります。
- 検査後は、できるだけ水分を多めに取って下さい。
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頭部 |
胸部 |
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当院装置における3D画像 |
MRI
(提供)siemens旭メディック株式会社
MRIとは非常に強い磁場と、電磁波を利用して体の様々な断面像を撮影する検査です。画像はCTよりも水や脂肪などの微妙な差を描出する事ができます。 また造影剤を使用せずに、頭部や頚部の血管の撮影をすることができます(MRA)。当院では平成15年4月より1.5テスラの超伝導MRI(シーメンス Symphony)が稼動しており、1日25件前後の検査を行っています。 MRI検査は撮影方法や撮影方向が多様にあるため一度の検査に10分から30分かかります。 そのため検査は基本的に予約制です。
注意事項
強い磁場の中で検査を行うため、検査室内への立ち入りには様々な制限があります。特にペースメーカーを装着されている方は、検査室内への立ち入りは絶対禁忌です。また検査の内容によっては絶飲食が必要な場合があるなど、様々な注意事項がありますので、前もって医師から説明があり、問診表を書いてもらいます。検査の直前にも担当技師が再度確認をしますので、ご協力お願いします。
RI(アイソトープ検査)
(提供)siemens旭メディック株式会社
微量の放射性物質を臓器代謝に依存する薬品に標識し静脈注射もしくは経口にて投与し体内の炎症や臓器の血流状態などを検査します。 お薬を投与してから検査目的の臓器、もしくは組織への集積時間には差があり数分で撮影できる検査から数日後に撮影する検査があります。
注意事項
検査の目的、注意事項などは主治医、担当放射線技師より詳しく説明いたします。
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骨シンチ |
Gaシンチ |
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脳血流シンチ |
心筋血流シンチ |
血管造影
血管の形態は、骨などと異なり単純写真ではみる事ができません。その為、胃の検査ではバリュウムという造影剤を用いて検査するように、血管も専用の造影剤を用いる事により血管の形態を観察する事が可能となります。検査方法としては、直径1mm程度の管を目的の血管まで到達させ、造影剤を注入し、連続的な撮影を用い血管の形態(流れ)を撮影します。その際に、DSAという検査方法を用い、血管以外の組織を画像処理によって消去し血管像のみを観察可能にしています。近年では、病変の有無を確認する検査としてだけではなく、治療が主目的とされています。 当院では、心血管造影検査と頭部・腹部等の血管造影検査とに分け、検査を行っております。
心臓血管カテーテル検査
循環器疾患(虚血性心疾患、心筋梗塞、不整脈など)に対し心血管造影検査及び治療(PCI)、不整脈治療(アブレーション)が行なわれます。 PCIとは、狭くなった血管内に風船を到達させて、膨らませ押し広げたり、ステントという金属製の網状のチュウブを狭くなった血管内で膨らませた状態で留置したりする治療のことをいい、最近では再狭窄が起こらないよう、ステントの内側に薬剤を塗ったものを用いることが主流となっています。狭窄ではなく、CTO(完全閉塞病変)の治療も行われています。
冠動脈撮影(心臓)
アンギオ
頭部領域では、動脈瘤や脳腫瘍の手術前の検査。腹部領域では、悪性腫瘍や出血に対する動脈塞栓術や、悪性腫瘍に対し定期的に選択的な薬物療法を可能とするリザーバーの留置。その他、上腕等の透析シャントに対するPTA(血管拡張術)などが行なわれています。
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肝動脈(造影剤) |
肝動脈(CO2) |
肝動脈(塞栓術) |
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リザーバー留置 |
四肢(血管拡張術) |
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放射線治療
高エネルギーのX線や電子線などを用いて目的病巣を治療するものです。手術と比較して侵襲性が低く、臓器の機能や形態を温存しながら治療できるのが特徴です。放射線治療には、主に根治目的と症状緩和目的の療法があります。根治目的療法には放射線単独の療法や化学療法を併用する放射線化学療法などがあり、病状によって集学的に治療を行います。症状緩和目的の療法は姑息的療法とも言われ、根治が難しい場合に患者様のQOL(Quality ofLife:生活の質)を維持する目的で行われるものです。放射線治療単独で行うかまたは他の治療と併用していくかは、病巣の大きさや進展具合、病巣近くにある正常組織がどれくらいの放射線に耐えられるか、また全身状態等様々な状況によって決定されます。
メタストロン注による骨転移の疼痛緩和治療
当院では平成20年6月より、メタストロン注(塩化ストロンチウム-89)による骨転移の疼痛緩和治療を開始しました。
メタストロン注は放射性医薬品であり、骨に集まりやすい性質があります。
特に骨転移部では正常の骨よりも長期間集積し、その放射線により疼痛が緩和すると考えられております。
メタストロン注を投与するに当たっては適応に関する事項や日常の注意などがありますので、主治医または専門の先生にご相談される事をお勧めします。