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耳鼻咽喉科・頭頸部外科
耳鼻咽喉科・
頭頸部外科部長
安松 隆治

診療内容の概要

耳鼻咽喉科・頭頸部外科では一般的な耳・鼻の病気以外に舌・頸部(咽頭、喉頭)・唾液腺・甲状腺の良性・悪性腫瘍(がん)の診断、治療も積極的に行っています。

主な対象疾患

・耳:慢性中耳炎、真珠腫性中耳炎など、顔面神経麻痺、耳鳴、難聴

・鼻:副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎、鼻中隔彎曲症、肥厚性鼻炎など

・のど:扁桃炎、アデノイド、いびき、睡眠時無呼吸症候群、声帯結節、声帯ポリープなど

・腫瘍:口腔、咽頭、喉頭、鼻・副鼻腔、唾液腺、頸部(甲状腺、リンパ節)、良性、悪性腫瘍

耳疾患
 慢性中耳炎、真珠腫性中耳炎に対する鼓室形成術を行っています。症例によって短期入院による治療も行っています。

鼻疾患
 内視鏡手術を積極的に行っています。これまで内視鏡のみでは困難であった一部の症例でもナビゲーションを併用することによって安全に手術を行うことが可能となっています。

頭頸部癌  頭頸部領域とは脳実質、脊椎、眼球を除く鎖骨より上方の部位をさし、顔面頭部から頸部全体が含まれます。ここに生じる固形癌を総称して頭頸部癌と呼んでおり、耳鼻咽喉科・頭頸部外科が中心となって診断、治療を行っています。主な部位として鼻・副鼻腔、口腔、咽頭、喉頭、唾液腺(耳下腺、顎下腺など)、甲状腺が挙げられます。頭頸部領域には「食べる」「しゃべる」といった重要な機能があります。そのため悪性腫瘍(がん)の治療においては、治療成績向上とともに機能形態温存を目的として、進行度を考慮した上での放射線治療、化学療法、手術療法を組み合わせた集学的治療を行っています。

特徴・特色

○ 年間約400例の手術実績があります。
○ 手術症例では約8日~10日の入院期間です。(疾患により異なります)
○ 副鼻腔炎手術にはナビゲーションシステムを用いた内視鏡手術を行っています。
○ アレルギー性鼻炎に対し外来でのアルゴン凝固装置を用いた治療を行っています。
○ 他科とも連携し、再建を要する頭頸部がん手術も行っています。

診療実績(平成22年度)

 総入院数 795件(うち悪性疾患 57例)
 手術症例 418例(手術室で行った症例)

主な手術内訳


耳疾患
 鼓室形成術 87例(乳突洞削開併施 37例)
 鼓膜形成術 12例
 その他耳手術 15例

鼻疾患
 内視鏡下鼻副鼻腔手術 89例(126側)
 (うち鼻中隔矯正、粘膜下下鼻甲介骨切除併施 37例)

咽頭疾患
 扁桃腺摘出術 65例(アデノイド切除含む)

喉頭疾患
 ラリンゴマイクロ手術 41例

腫瘍性疾患
 甲状腺手術 18例(うち悪性 13例)
 唾液腺手術(耳下腺、顎下腺) 17例(うち悪性 2例)
 口腔手術(舌など) 5例(うち悪性 3例、再建 1例)
 咽頭、喉頭手術 13例(うち悪性 6例、再建 3例)
 頸部リンパ節郭清 14例
 その他頸部手術 20例

手術以外の主な入院疾患


 突発性難聴、顔面神経麻痺、急性扁桃炎、扁桃周囲膿瘍など