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脳神経外科
脳神経外科部長
脳神経外科部長
脳神経センター部長
九州大学医学部臨床教授
松角 宏一郎

診療内容の概要

 当院脳神経外科では神経内科と協力し、どんな脳・脊髄疾患にも対応しております。取り扱う代表疾患名を以下に羅列します。

○ 腫瘍性疾患(脳腫瘍、髄膜腫、下垂体腫瘍、脊髄腫瘍など)
○ 血管障害(脳動脈瘤、クモ膜下出血、脳出血、脳梗塞、もやもや病)
○ 機能性疾患(顔面けいれん、三叉神経痛、舌咽神経痛、てんかん、頭痛など)
○ 子供の脳神経外科疾患(小児脳腫瘍やもやもや病など)
○ 変性疾患あるいは先天性疾患(変形性頚椎症、水頭症、脊髄空洞症やクモ膜嚢胞など)
○ 下垂体腺腫に対する治療

 症状としては、頭痛、嘔気、嘔吐、めまい、耳鳴り、意識障害、けいれん発作、四肢の脱力、歩行障害、視力や視野の異常、複視や眼球突出、顔面神経麻痺や顔面けいれん、顔面痛、意欲の低下、無月経などです。

 脳疾患からの症状は、時々目や耳や歯や手足にもきて、他の科の病気と間違われます。

 その他に脳脊髄に原因があるのでは?と思われる方は、急性期でも慢性期でも、遠慮なく外来を受診されるなり、お電話でご相談ください。脳ドックも行い、無症候性の病変の検索も行っております。

特徴・特色

○ 診断面では、CT(16列MDCT)、MRI&MRA(シーメンス1.5テスラ)、脳血管撮影装置、脳シンチグラムやSPECT(singlephoton emission tomography)等、最新鋭機器がほぼ全て揃っており充実しています。

○ 手術による治療面 では微小外科解剖に基づいた安全な手術、手術用顕微鏡下手術(マイクロサージャリー)を行っています。

○ その他にも、放射線治療装置のLINACを所有していますので、悪性脳腫瘍等は手術+放射線治療が連続して施行できる点は特筆すべきです。

○ 外来でも、CT等はできるだけ当日に施行し、その日のうちに患者さんの不安を解消するよう説明しております。
(MRI、MRA検査は予約制となっておりますので、必要な方はあらかじめホームドクターとご相談の上、ご予約ください。脳神経外科外来直通:092-721-9922)

○ 脳ドックや頭痛外来も当日に結果 を説明できるようにしております。

特殊外来

顔面痛外来
 歯科、耳鼻科、脳外科との境界領域の顔面痛は診断や治療が困難です。当科としての治療は三叉神経痛が中心ですが、よく間違えられますので、顔面痛総ての診断にも取り組んでいます。

神経血管減圧術の外来
 対象疾患は三叉神経痛、顔面けいれん、舌咽神経痛です。神経から圧迫血管を外す手術を行っております。

もやもや病外来
 詳細は担当医師松角までお問い合わせください。

脳動脈瘤精密検査外来
 最近は破れる前の未破裂脳動脈瘤がしばしば見つかったり、その存在が疑われたりします。どの時期に外科治療すべきかは、主に動脈瘤の大きさと形によります。それで16列MDCTを用い精密検査を行い、今後の治療方針についてSecond Opinionを差し上げています。

髄膜腫外来
 近年は症状のない(無症候性)脳腫瘍、特に髄膜腫がよく見つかります。MRIで精査し、どの時期にどのような治療を行ったほうが良いかSecond Opinionを差し上げています。

その他

○ 救急部もありますので、重篤な方には24時間いつでも対応できます。最初に救急部の医師が診療し、脳外科医師へ連絡します。

○ 術前や術後に放射線治療のできる数少ない施設のひとつです。